白山市のＹ様別荘

白山市の里山の近くでエバーウッドホームの新たな住宅建築工事が着工しました。エバーウッドホームのナチュラルシリーズの平屋モデルとしてご計画いただきました。里山近くでの別荘的な使い方をされるので、内外装ともに思い切りパインの無垢材をつかっていただきました。外部はログパネリング、室内はパインの目透しパネリングの仕上げとなります。雪解けをまって工事を着工しました、完成はお盆前というスケジュールになります。

	５月５日　外壁ログパネリング貼工事
Ｙ様別荘の外壁は、Ｉ型ログと同じプロファイルのログパネリング貼りとなります。幅が１８ｃｍ程度の幅広の無垢材サイディングを外壁の前面に設置していきます。

建物の裏側が南向きのため、菜園をつくり出入りはデッキからとの工夫です。
建物の裏側が南向きのため、菜園をつくり出入りはデッキからとの工夫です。
周囲の里山や伝統的な建物にもうまく溶け込んでいますね。
周囲の里山や伝統的な建物にもうまく溶け込んでいますね。
内部は天井、壁、床とほとんどすべてがパインの無垢材での仕上げとなっています。	ユニットバスも設置されました。
内部は天井、壁、床とほとんどすべてがパインの無垢材での仕上げとなっています。	ユニットバスも設置されました。
外部のログパネリングはほば貼り終えた状態です。	妻壁部分だけはメンテナンスを考慮して窯業系のサイディングとなっています。
外部のログパネリングはほば貼り終えた状態です。	妻壁部分だけはメンテナンスを考慮して窯業系のサイディングとなっています。

	４月２０日
冬暖かく夏涼しい家にするためにしっかりとした断熱工事を行います。

白く見えている部分が発泡ウレタンの断熱材です。	屋根のタルキの間にも、妻壁部分にも断熱材を施工します。
白く見えている部分が発泡ウレタンの断熱材です。	屋根のタルキの間にも、妻壁部分にも断熱材を施工します。

	４月１４日　透湿防水シート設置
造用面材の上から透湿防水シートを貼り、その上に胴縁という木部材を取り付けてから外壁のログパネリングを貼りあげていきます。

壁の下部に白く見えているのが透湿防水シートです。	漏水の可能性を減らすためにしっかりシートを重ねて施工します。
壁の下部に白く見えているのが透湿防水シートです。	漏水の可能性を減らすためにしっかりシートを重ねて施工します。

	４月１１日　構造用面材の設置
９日中に屋根の野地板やルーフイングの設置が完了していたので、１日には引き続き外壁の下地となる構造用面材を設置しました。

建物の裏側の菜園エリアから見た建物全景です。	屋内の梁や小屋組みの様子です。屋内の梁や小屋組みの様子です。
建物の裏側の菜園エリアから見た建物全景です。	屋内の梁や小屋組みの様子です。

	４月９日　建て方

好天に恵まれて午前中には柱や梁はほとんど組立が終わりました。

好天に恵まれて午前中には柱や梁はほとんど組立が終わりました。

	４月６日　土台、大引、根太の設置
建て方の準備段階として、完成した基礎の上に１階の床組の構造部材を設置しました。コンクリートでできた基礎と土台との間には基礎パッキングを置いて基礎内の換気を促進します。床下に使われる構造部材は防腐、防蟻性に優れたヒノキ材を使用しています。

建物の前の方から見た根太の配置状況です。	建物の奥川から見た根太お配置です、画像の右奥がバスになります。
建物の前の方から見た根太の配置状況です。	建物の奥川から見た根太お配置です、画像の右奥がバスになります。

	３月３１日　ヘッダー配管工事
基礎を作る前に地中に埋めておいた配管の立ち上がり部分から、ヘッダー配管を行います。 ヘッダー配管というのは近年の住宅工事で使われるようになった給水設備の配管手法で、給水ヘッダーと器具をさや管という柔軟性のある二重構造のチューブでつなぐ工法です。耐久性があり、漏水原因が少ない工事が特長です。ブルーは水、レッドはお湯のための管になります。

写真の中央付近に見えるのがヘッダーと呼ばれる部品で、ここからさや管で一対一の配管を行います。	青いさや管は給水用、オレンジのさや管は給湯用となります。
写真の中央付近に見えるのがヘッダーと呼ばれる部品で、ここからさや管で一対一の配管を行います。	青いさや管は給水用、オレンジのさや管は給湯用となります。

	３月２４日　基礎の完成
配筋検査の合格をいただいてすぐに基礎のコンクリートは打設されました。そして今日、型枠を外して基礎の全景が見えるようになりました。

建物の前の方から見たところです。玄関は右手になります。	建物の裏側から見たところです、手前に設置されている３個の独立基礎はデッキのためのです。
建物の前の方から見たところです。玄関は右手になります。	建物の裏側から見たところです、手前に設置されている３個の独立基礎はデッキのためのです。

	３月１５日　基礎の配筋検査
基礎の配筋はコンクリートの強度を決める大切な工事のうえ、コンクリートを打ってしまうと見えなくなるので、かならず第三者機関による検査を行うことが義務つけられています。図面を照合しながら、鉄筋の太さ、ピッチ（間隔）かぶり厚などたくさんの項目をチェックしていただきます。幸い、この日も好天に恵まれました。

全面に敷き詰められているのがベース部分の配筋になります。立ち上がっているのは間仕切り壁などの下にくる基礎の立ち上がり部分です。	鉄筋の下に見えているのは防湿シートです。分厚いコンクリートを前面に打つのですが湿気が上がってくるのを二重に予防します。
全面に敷き詰められているのがベース部分の配筋になります。立ち上がっているのは間仕切り壁などの下にくる基礎の立ち上がり部分です。	鉄筋の下に見えているのは防湿シートです。分厚いコンクリートを前面に打つのですが湿気が上がってくるのを二重に予防します。

	３月１４日　基礎の配筋工事
べた基礎用に成型し、防湿シートを設置した敷地にいよいよ配筋工事のスタートです。設計図に基づいた鉄筋を、ピッチやコンクリートかぶり厚を考慮しながら作業を進めていきます。基礎の強度を確保するうえで重要な作業となります。

ベース部分の配筋です。白い立方体のものはコンクリートかぶり厚を確保するためのスペーサーです。	基礎配筋の全景です。あとは第三者機関による配筋検査を待つばかりです。
ベース部分の配筋です。白い立方体のものはコンクリートかぶり厚を確保するためのスペーサーです。	基礎配筋の全景です。あとは第三者機関による配筋検査を待つばかりです。

	３月５日　やり方スタート
昨年の秋に行った地盤調査の結果、地盤強度は十分で改良工事の必要な無いことがわかっていたため、雪解けを待っての着工となりました。建物を建てる際に基準になる高さを敷地に打ち込んだ木杭（水ぐい）に、水ヌキといううすい板を水平に打ち付けて建物の建つ場所の周囲を囲います。そこに黄色い糸を貼って建物の柱の中心位置を示す作業です。これにしたがって建物の一番もとになる基礎が作られるというとても重要な作業なのです。

ゆったりとした敷地の後ろには里山や昔からの集落のあるのどかな風景が広がります。	数日前に降ったなごりの雪もすっかり解けて青空の広がる絶好の工事日和となりました。
ゆったりとした敷地の後ろには里山や昔からの集落のあるのどかな風景が広がります。	数日前に降ったなごりの雪もすっかり解けて青空の広がる絶好の工事日和となりました。